使用音楽について
フリースタイル競技に参加される選手は以下の内容を必ず確認してください。
基本事項
選手は青少年の健全育成の立場からも、自分のフリースタイルが音楽も含めてあらゆる場に適するかどうかを考慮する必要があります。
音楽は、すべての観客(小中学生やその保護者を含む)にとって適するものでなければなりません。不適当な音楽(外国語も含めF**kなどの中傷や、わいせつな言葉が入っているもの、暗に不適切な内容を示唆しているものなど。また、ピー音でのカバーや、無音での処理でも、全体の流れを通して不適当と判断する場合は失格の可能性があります。)を使用した選手をジャッジは失格にすることがあります。もし、選手が自分の音楽が適当なものか不確かな場合は、事前にジャッジに確認することができます。
毎年、失格、もしくは、失格に近い選手がいます。歌詞など、あまり良くない内容だと思う場合は、使用を避けるようにしてください。本件に関しては、Fワードがあったかどうかだけではなく、すべての観客(小中学生やその保護者を含む)に適するものかどうか厳しく判断していきます。連盟としても、選手に自由な音楽を使用してほしいという思いで、これまで、規制は行ってきていませんが、状況が悪化するようであれば、「インストゥルメントの(歌詞のない)音楽のみ使用可能」というルールを適用せざるをえなくなります。その点を理解の上、ご協力をお願いします。
失格に関しては、このページの最下部に明記します。
「準決勝(90秒)」の使用音楽について
原則、従来通りJYYF推奨曲の使用を推奨します。今回は追加費用不要で、準決勝から各権利団体管理の楽曲の使用ができます。
「決勝(3分)」の使用音楽について
決勝では今までと同じように、追加料金無しで各権利団体管理の楽曲の使用が可能です。
使用楽曲は3分間再生されます。決勝では、JASRAC 管轄下の曲も使用できます。
曲の尺合わせ(長さや、曲の展開調整、イントロのカットなど)が必要な選手は、編集をした物を提出してください。複数の曲を使用する場合は、必ずひとつのトラックに入れるように編集してください。必ず、使用楽曲申請フォームにて、すべての曲の情報を入力してください。
ヨーヨーの普及、周知のために、JYYF は、積極的な YouTube や Live配信サービスなどを利用しています。また、販売用DVDの製作も現在準備・検討中です。特に出場選手に関しては、すべての上位入賞者の配信・ 収録を予定しています。そのため、使用音楽の収録が許諾されない音楽を使用された場合は、無音や差し替えなどで収録する場合があります。その点を理解した上で、使用音楽を選択ください。
不適切な音楽による失格について
選手・スタッフ・関係者・観客・ジャッジから、該当選手の音楽が不適切である可能性がジャッジ、スタッフに通達された場合、ジャッジ・スタッフは速やかに該当部門の担当責任者(担当ジャッジ、運営責任者)を招集し担当責任者全員で該当の音楽を確認します。
担当責任者の半数以上(4人の場合は2人以上)が不適切であると判断した場合、該当部門においてその選手は失格となります。
予選・準決勝、決勝ともに結果発表が終了したあとには失格とはなりません。
過度に悪質で、演技の続行自体が不適切だと判断された場合は、ヘッドジャッジ、担当ジャッジ、大会運営責任者、会場関係者いずれか1人の独断で音楽を停止することができます。(確認後、問題ないことが明らかになった場合は、その部門の最後にその選手は再度演技をすることができます)
担当責任者は原則、その音源から聞きとれる内容を判断材料とします。
不適切と判断した後、担当責任者は結果発表前に該当選手にその旨を通告するように務めますが、結果発表までに十分な時間がない場合や、該当選手が外出している、呼び出しに応じないなどで通告が困難な場合は、その限りではありません。
通告の際に、説明・釈明がある場合、選手はすみやかに担当責任者に報告してください。作曲者、作詞者、レコード会社、歌詞カードなどの情報は、判断材料とはしますが、それが最終判断の決め手にはなりません。その音源から聞きとれる内容によって最終判断を下します。
担当責任者の決定が最終であり、失格確定後はいかなる場合でも結果は覆りません。
・音響スタッフへの連絡事項がある場合
曲中に無音部分があるので途中で止めないでほしいといった注意や、録音されている音量が小さめなので音量大きめで再生してほしいといった要望がありましたら、受付での提出時に連絡事項を記載したメモを一緒にご提出願います。提出するメモには必ず出場部門、予選/決勝区別、氏名を記載してください。
2.音楽が再生できない場合の措置
・携帯音楽プレーヤーご準備のお願い
準備した音楽が全て再生できない場合の対策として、可能な限り携帯音楽プレーヤーを用意してください。過去の大会において、用意したCDが全て再生できず、やむを得ず携帯音楽プレーヤーを使用して演技を行ったという事例が何度もあります。
・携帯音楽プレーヤーを使用する場合の注意点
音響スタッフに携帯音楽プレーヤーを渡す前に、音量を最大にしておいてください。また、操作画面が音楽再生中に(少なくとも3分以上は)消えない設定にしてください。携帯音楽プレーヤーをスタッフに渡す際、操作上の注意点がありましたら、必ずスタッフまで伝えるようお願い致します。
・演技直前の音楽再生確認
携帯音楽プレーヤーを使用して演技を行うことになった場合、確実な音楽再生と音量の確認のため、演技開始前に使用音楽を極短い時間だけ再生させていただく場合がありますのでご了承願います。
・iPhoneなど携帯電話を音楽プレーヤーとして使用する場合の注意点
必ず電話の着信を受け付けない設定(機内モード等)にしてください。演技中に着信があった場合、音楽の再生が止まる原因になる可能性があります。
携帯音楽プレーヤーの使用はあくまでも「音楽が再生できない場合」の措置です。
3.最後に
音響トラブルが発生すると、演技順が入れ替わったり、演技が中断してしまう可能性もあります。こうしたトラブルは何より出場する選手の皆様自身のためになりませんので、一つでもトラブルの要因を減らすことができるよう、皆様のご協力をお願い致します。
(最終更新 2021.9.28)